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コウジョウ見学.COM

11月3日 コウジョウ見学.COM(後)

☆コウジョウ見学.COMの企画  日産追浜工場見学 体験記☆

2003・11・3


VIVA!コウジョウ見学.COM!(後編)

日産・追浜工場編☆「カルロスゴーン来て来てプロジェクト・第一回」

雨が降り始めました。
テストコース体感ツアーに参加することとあいなりました。

プレハブの工場の中、
最新のテクノロジーと熱い思いを搭載した車が、
商品になる前に走るコース・・を、ツアーとして
体感できるとか、できないとか・・。

へぇ~ほぉ~、ナルホド、そんなテンションで
ごくふつうの、マイクロバスに乗り込む私たち。
(誰も、この後にアンな体験をするとは、この時点では・・)

説明係りの気のよさそうなおじさんは、
席に着くでもなく、スライドドアによりかかり、
説明をはじめます。

雨まじりの天候の中、マイクロバスは
35度、43度のバンクを持つ、
以前まではアジア一でかかった、という、、広いコースへ。

軽い蛇行運転に、体が揺れました。
いやな予感を早くも感じているリックン(小学二年生)、
ドア近辺に立つ、説明係りのおじさんの目が、キラリ・・。

ドライバーさん、なにかに取り付かれました!
プロ根性なのでしょうか?
車に、気合をいれてます!

「まさか、バンクは行かないですよね?」
参加者から、質問が出ました。

「イエ、行きますヨ」
おじさん、笑顔で答えます。

「え、じゃ、この車、サスとか強化してるんですか?」
「イエ、普通のまま。」

と、質疑応答の最中で車がスピードをあげています!

ちょ、ちょ、ちょ、ちょ~~~っとまって!
ここここ、心の準備も、
シシシシ、シートベルトも、わ~~~ッッッ!

「わぁああぁああぁッッッ」
「ぎゃあぁあぁあぁッッッ」
「スゴイスゴイスゴイ!」

後部にのった私から見えるみんなの頭が、
ぜ~~んぶ、ナナメ!
景色がトンで行きます!アスファルトが右側の窓から、
地面が左側の窓から見えます!
・・・・感覚が、ねじれたッ!

ギュギュン、とバンクを
走り終えて、ハフハフ、い、いまのは、一体・・
呼吸を整える間もなく、

「じゃー、みなさんお楽しみの用なので43度バンクも行きましょう!」

じゃ、もう一回♪ときらめく笑顔のおじさん、
そして、とりつかれた運転手!!!!

「わぁああぁああぁッッッ」
「ぎゃあぁあぁあぁッッッ」
「ひえぇええぇええぇえぇッッッ」
「スゴイスゴイスゴ~~~~~イ!」
「もう、降りる~~~!」(あわれ、リックン)
「ハッハッハッハッハ」満悦の笑顔、おじさん。

ようやく現実に戻ってまいりました。
息も絶え絶えバスから降りて、
反省会と、あいなりました。

コウジョウ見学。COMの管理人さんが用意してくれていた、
質問シートに答え、みんなで答え合わせ。

ところがこの質問、内容は非常にマジメながら、
事実をどれだけ知っているか、
知識をひけらかす質問ではありません。

もちろん、ちゃんとした答えも用意されてます、
知識も深められます、
でも!
答え合わせは、キーになる人が仕込まれていて、
その人と同じ回答をしていれば、点数が高くなる仕組み。

比べて競争して、な~んて、
この管理人さんの頭にはありません。粋です。
いろんな気付きを、自分たちで感じてもらえればいい。
一貫して、流れるコンセプトで、参加者は心からリラックスして
・・・・楽しんだ!ああ、楽しかった☆
いろいろな気付き、オドロキがありました。
もっと、毎日を丁寧にすごしていきたい、と、思いました。

いや、しかし・・・。
ええ、あれは、
普通の、マイクロバスでした。
乗車した人たちは、だれもシートベルトすらつけていませんでした。
ヒエ☆無事でよかった・・・!

こんなことは、ありえないハズ、です。
天下のあの、会社が、一般人に、こんなコトを・・・
ええ、
参加者のワクワクした気持ちが、発散していた楽しい!の雰囲気が、
ツアー案内の彼らを暴走させたのは、
ここで書いても乱暴じゃないと思います。

コウジョウ見学.COMの底力を目の当たりにしました。
参加者が、案内係りの心に、火を、つけた・・!

カルロスゴーン自らが、
呼んで呼んでプロジェクトになるのも、きっと、絶対、時間の問題。

あ~あ、次回が待ちきれないッ!

その日まで、
みんなみんなの毎日に、
うれしいことがたくさんたくさんありますように!




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